【 スッキリ収納 】リスと無印 2社のトランクカーゴを比較

ギアレビュー

気付かないうちに増えたキャンプギアを片付けるため、キャンプ界隈で有名な収納ボックス『トランクカーゴ』を買いました。

無印良品やトラスコ中山など、多くの企業から展開されているトランクカーゴですが、僕が選んだのはリス株式会社から出ている製品。選ぶ決め手となったのは天板です。

今回はリスと無印の2社に絞って違いを解説しつつ、トランクカーゴの魅力をご紹介します。

トランクカーゴの価格と容量

リス株式会社にはスタンダードタイプスタッキングタイプがありますが、購入するならスタッキングタイプがおすすめ。

リス・無印からでているトランクカーゴの価格・容量は以下の通り。

リス株式会社無印良品
通常タイプ
70L
50L
30L
22L

Lowタイプ
40L
30L
18L
通常タイプ
70L
50L
30L
22L

Lowタイプ
40L
30L
18L
カラー
ブラック・ベージュ・グリーン
カラー
ダークグレー・ホワイトグレー
(※Lowタイプはホワイトグレーのみ)
価格
¥4,980
(※通常タイプ / 50L)
価格
¥2,490
(※通常タイプ / 50L)

容量は2社ともに同じですが、不思議なことに公式ページで表記されている寸法はリスが少し小さいです。

※執筆時の情報です

トランクカーゴの特徴と収納力

リス・無印のトランクカーゴは外見がほぼ同じで、容量も全く同じ。それには理由があります。

実は無印やトラスコ中山など、多くの企業が出しているトランクカーゴは、リスのOEM製品(※OEM = 他社製品を製造すること。この場合はリスが他社から製造を請け負う)。

なのでリスと無印のトランクカーゴは外見や容量の他、耐荷重が100kgあり、天板がフラットなので椅子やテーブル代わりになるといった便利な点も共通しています。

十分すぎる収納力

※ここから先、リス株式会社のトランクカーゴ 通常 / 50LLow / 30L で解説いたします。

トランクカーゴの収納力に触れていきます。以下の写真をご覧ください。

下方向にかけて狭くなっているのが分かります。そのため収納には少し工夫が必要です。

ですが肝心の収納力は十分。

テント(ソロティピー1)がかなり大きいですが、ここから

  • チェア
  • テーブル
  • コンパクトテーブル
  • グランドシート(テント用)
  • グランドシート(設営撤収用)
  • エアポンプ
  • 焚き火台
  • エアピロー

と、通常タイプ 50Lならこれだけの荷物が入ります。

ちなみにLowタイプ 30L の収納例はこんな感じ。

別売りの仕切り板を活用し、左側に

  • ペグ
  • ペグハンマー
  • 焚き火シート
  • 焚き火用グローブ
  • ナイフ × 2
  • ノコギリ
  • 炭袋
  • 着火剤
  • 火バサミ
  • 汚れ取りタオル

などの汚れやすい物。右側にバーナーなどの火器類を収納しています。

道具を収納したらあとは閉めるだけ。持ち手になるハンドルを嵌めて完了。

”中”だけに留まらない収納力

僕がリスの収納ボックスを購入するにあたり、スタンダードではなくスタッキングタイプを選んだ理由。それはスタッキングができること。

トランクカーゴの天板にフチが設けられており、ボックス底とピッタリ嵌ります。

このスタッキング機能が真価を発揮するのは車に積み込んだ時。左右に揺れる車内でも、抜群の安定感でズレる気配がありません。

また自宅にある衣服などを詰め、押し入れやクローゼットに収納すれば「収納上手」を演出できます。スタッキングのジャスト感だけでなく、ボックスの中が見えないことで生活感を消せるのがポイント。

これはキャンプ道具用の収納棚なのでスタッキングしていないものの、スッキリして見えませんか?

よく使われる透明ボックスだと、中身が見えてゴチャついた印象を与えてしまうので、中が見えないことは大きなメリット。キャンプ場での盗難防止にも役立ちます。

ここまでリス・無印ともに共通するトランクカーゴの特徴と収納力をご紹介しました。

次は2社で違う点をご紹介します。

リス・無印 それぞれで違う点

無印のトランクカーゴには無く、リスにはあるもの。

それは天板の滑り止めベルトガイドです。

リスのトランクカーゴは、天板に滑り止め効果が期待できるザラザラがあります。とはいえ製品のスタッキング性能が高いため、よほど乱暴な運転をしない限り滑り止めの恩恵を受ける機会はないでしょう。ぶっちゃけ有っても無くてもです。

ただ僕は心配性なので、「もしも」の場合に備えてより安全な方を選択しました。

2つ目の違いはベルトガイド。リスにはあり、無印にはありません。

トランクカーゴの真ん中上部にある窪みが、ベルトガイドです。

こちらにベルトを通すことで、車のルーフキャリアや台車に積載した際、より確実にトランクカーゴを固定することができます。

車移動の際に荷物が落ちたと考えてみてください。ゾッとしますよね? ルーフキャリアに積むならベルトガイドは必須。安心感が違います。

リスと無印どちらを買うべきか

  • 滑り止めの有無は気にしない
  • 車のルーフキャリアに積まない
  • 台車移動なんて滅多にしない

その場合、あとは色の好みで選ぶだけです。

グリーン、ベージュが好きならリス。

ブラック、ホワイトが好きなら無印。

特にブラックは無印を購入するのが良いでしょう。

無印ではダークグレーと記載されていますが、リスのブラックと色味はほぼ同じ。近くで見ると僅かに無印の方が明るいかな? 程度の差らしいです(無印ダークグレーの実物を見てないので断言できず申し訳ない)。

色味がほぼ同じなら、値段が安い無印1択。僕も自宅用品の収納には無印のトランクカーゴを採用する予定です。

まとめ

トランクカーゴの魅力と、リス・無印の違いについてご紹介しました。

天板の滑り止め・ベルトガイドと、車移動を考えて作られたリス製品はキャンプに安心感をプラスしてくれますし、無印製品はリス製品と同スペックでありながら圧倒的なコストパフォーマンスを実現。

どちらを選ぶか頭を抱えるところですが、車のルーフキャリアを使用しない前提なら、最終的に色の好みで選ぶのがおすすめ。

黒色を選ぶなら無印1択。例外として僕のように心配性な方は、車に積む分だけでも滑り止め付きのリス製品を選ぶのが良いでしょう。

僕が購入したリス製トランクカーゴ

※無印製トランクカーゴはAmazon価格が高騰していたので、お手数ですが無印良品公式ページからの購入を推奨します。

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