車を所有している方全員におすすめのチェア!
軽量コンパクトなギア選びを心がけている僕が、軽量コンパクトとは真逆の【 AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェア 】を購入したのは、バイクを手放し車を購入した直後でした。
バイクキャンプにつきまとう積載問題を考慮しなくて良くなった事と、腰痛に悩まされていた事から、快適性をとことん追求しようと考えたのがキッカケです。
今回は【 AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェア 】を使用してみた感想と、どんな方におすすめなのかをご紹介します。
商品概要
「ハイクオリティなプロダクト(製品)を多くの人と共有したい」
素敵な想いを掲げるAS2OV(アッソブ)から出ているハイバックローバーチェアの概要です。
金額 | ¥26,400 |
サイズ | 奥行き65 x 幅64 x 高さ83 cm |
重量 | 4kg |
材質 | ナイロンポリカーボネイト、アルミフレーム、ブナ |
耐火性 | × |
耐荷重 | 約200kg |
値段は少々張るように見えますが、実際に使用するとほとんどの方が「あ、全然高くなかったな」と思えますよ。
使用感は椅子
別にふざけているワケではありません。
座り心地は少し柔らかめの椅子です。
キャンプ場、つまり野外において、普通の椅子+αの座り心地が得られるのって普通に凄いことじゃないですか?
生地はツルツルひんやりとした感触で、耐荷重も脅威の200kg。僕の83kgボディじゃビクともしない。
その代わりメッシュ部分は皆無なので、真夏だと少し背中やお尻が蒸れるかも。
また、冬に嬉しいシートクッション(背もたれ用もあります)、首・頭を置ける枕、ドリンクを置ける肘掛けテーブルなど、快適性を向上させるオプションが豊富にあるのも魅力です。
そして僕が思う、このハイバックローバーチェアの最大の魅力はリクライニング機能。
4段階で角度を調整できるので、その時々にあったくつろぎが実現できます。




最終的にフルフラットにできるので、焚き火のそばで満点の星空を見上げながらくつろげてしまいます。
「外で寝転ぶことの何がそんなに良いの?」
と感じる方もいるとは思いますが、これはぜひ試していただきたい。
僕も「外で寝転ぶなんて、寝る時だけで十分」と考えていたクチですが、一度やったら気持ち良すぎてなかなか起き上がれませんでした。
メリット
僕が感じたメリットは以下の通り。
- 座り心地が良い
- 設営が簡単
- リクライニングの快適性
- 見た目がカッコいい
座り心地・リクライニングの快適性は上項目でもお伝えした通りなんですが、設営の簡単さも大きな魅力です。
コンパクトチェアなども素晴らしい魅力に溢れていますが、設営が少々手間ですよね。
ショックコードや引っ掛けるだけと簡単は簡単なのですが、それでも数アクション必要になってきます。
その点、AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェアはサッと開くだけ。
キャンプ場に着いてテントの設営を始める前に、またはキャンプ場に向かう道中、景色の良い場所にてサッとひと休み……そんな使い方も可能です。
見た目のカッコよさも一目瞭然。

光沢のある黒ベースに、肘掛けの木目調がカッコよさに磨きをかけています。
色は黒とカーキの2色があり、僕は黒色が好きなのでこのカラーにしましたが、カーキ色も玄人感があって黒色とは違うカッコよさが!
僕が金持ちなら2色揃えて気分で使い分けます。
デメリット
魅力の多いAS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェアですが、デメリットと感じた部分もあります。
それは以下の通り。
- 大きい
- 重い
当然といえば当然なのですが、軽量コンパクトを基準にギア購入してきた僕にはやはり大きく、重かった。
収納もパタンと閉じれば厚みはマシになりますが、やはり高さが出ます。


そして4kgの重量。
車からサッと出してパッと展開するのに苦労はない重量ですが、この重さが猛威を振るうのは家から車に、車から家に運ぶ時です。
当然、他の荷物もあるワケで、それらを持ちつつハイバックローバーチェアも運ぶとなるとかなり大変。僕のように賃貸暮らしで、駐車場と家に少々の距離がある方なんかは地獄を見ると思います。
屋外でこのレベルの快適性を得るには、やはり相応の代償が必要になるという事でしょうか。
こんな方にはおすすめ(※車が大前提)
AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェアをおすすめ出来るのはこんな方。
- カッコいいチェアが欲しい
- 快適なチェアが欲しい
- リクライニング機能を堪能したい
- 基本はソロかデュオ
- チェアを自分好みにカスタマイズしたい
デメリットで述べた大きさ・重量があるので車移動が前提のギアになってしまいますが、車をお持ちの方ほとんどに刺さるのではないでしょうか?
ただ、車をお持ちだとしてもやはり大きく重たいので、基本はソロかデュオでの利用を推奨。
このチェアを3人分以上持っていくとなると、仮に車がアルファードなどの大型車だとしても、かなりスペースを圧迫されます。
どうしても持っていくのなら、AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェアを1つ、他はコンパクト収納できるHelinox(ヘリノックス)のチェアを持っていくなど、少し工夫は必要ですね。
まとめ
AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェアは車を所有している方全員におすすめできる快適チェアです。
快適性よし・カスタマイズ性よし・見た目よしの三拍子が揃ったハイバックローバーチェア。
他の類似商品を所有したことがないので比較はできないのが心苦しいですが、わざわざ新しい同種チェアを購入しようと思わない魅力が、このチェアにはあります。
唯一残念なのは、僕がいずれ車を手放しバイク1台の生活に戻った時、AS2OV(アッソブ) ハイバックローバーチェアは部屋専用チェアにせざるを得ないこと。
経済的な判断で車を手放そうと考えているワケですが、もしかしたらこのチェアを使ってキャンプしたいがために、車を維持し続ける未来が来るかもしれません。
今回はこの辺で。
それではまた。
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