【 テント紹介 】バンドック・ソロティピー1TCの使用レビュー

ギアレビュー

キャンプを始めてから3つ目となるテントの紹介。

Amazonでも人気上位のバンドックテント。見た目的に1番キャンプしてる感が強いワンポールテントを購入・使用してみたので、その感想記事です。

人気が出るのも納得の素晴らしいテントですが、個人的に「ああ、ここは合わないな」ってところもあったので、忌憚なく語っていきます。

あくまで個人の感想ということを踏まえて頂き、あわよくば購入を検討している方の参考になれば幸いです。

ちなみに僕の総評は、

安価で機能性も欲しいという方、初めてのテントをお探しの方にオススメの逸品。

ソロティピー1TC スペック紹介

以下、Amazon商品ページからの引用。

寸法 2.4m(長)× 2.4m(幅)× 1.5m(高)

収納 44cm(長)× 24cm(幅)× 24cm(高)

重量 4.8kg

床幅 10インチ

材質 フライ / コットン混紡生地(ポリエステル65%・コットン35%)

   インナー / ポリエステルメッシュ

   ポール / アルミ合金

セット内容 フライシート × 1

      インナーシート × 1

      メインポール × 1

      サブポール × 1

※グランドシートは別売り↑

※設営したらこんな感じ↑

ソロティピー1TC のメリット

僕が思うソロティピー1TC のメリットは以下の通り。

  • コットン配合生地による難燃性の高さ
  • タープ要らず
  • 設営が簡単で、慣れれば10分以内
  • 冬に嬉しいスカート付き
  • Theキャンプな外観
  • コスパ良し

ひとつひとつ掘り下げていきたい所ですが、字面から分かる通りなので一挙に羅列させていただきます。

値段以上の品質を感じさせてくれるコットンが配合された生地は火の粉に強く、テントに近い距離での焚き火も許容。

テント前部分はサブポールで跳ね上げることができ、中央付近に陣取れば快適な前室が出来上がり。チャックの繋ぎ方を変えれば左右の視線避けにも出来ちゃいます(写真はありません、やった事ないので……)。

一見難しそうに感じるワンポールテントですが、設営も簡単。

テント四隅をペグダウンし、中央にポールを立てるだけです。

慣れないうちは四隅の位置や張り具合の調整に時間がかかりますが、前述した通り慣れれば10分以内の説明も可能です。

冬にも使えるスカートは、巻き上げて留めることが出来るので夏場にも通気性を確保できる。

そして何より見た目がカッコいい!

頂点をピンと伸ばした姿が素晴らしいですね。これぞテント、これぞキャンプといった外観が最高にキマります。

これだけのメリットがあるテントなのに、お値段もなんと1万円台とコスパ良すぎ。

ソロティピー1TC のデメリット

逆に「ここはなぁ……」と感じたデメリットもご紹介。

  • 収納サイズ大きめ、重い
  • コットン配合生地のため濡れると乾かすのが大変
  • 割と結露する
  • 上が先細りなスタイルのため、真ん中以外の居住性は低い
  • インナー内に荷物を入れられない
  • 収納時が大変
  • 就寝時に頭とつま先がテントに触れて気になる(僕の身長 : 175cm)

スペック表からも想像できてた方、いらっしゃるかもしれませんねぇ。

「収納サイズはコンパクトめ」と評価している方も居るのですが、バイク積載を基準にキャンプ道具を選んでいる僕としてはデカいです。そして重い。

(※比較対象の500mlペットボトルを廃棄したあとでした、すみません……)

僕の2代目テント『 ツーリングドームLX+ 』より軽量コンパクトなテントを求めて購入したのですが、収納サイズも重さも確認せず見た目に惚れてポチったのがいけなかった。

収納サイズも重さも、ツーリングドームと大して変わらないんですもの……

で、難燃性に優れたコットン配合生地がこれまた曲者で、雨はもちろん、朝露なんかでも濡れたらさぁ大変。乾かすのに苦労するんですよこれが。

そこまで神経質にならなくても良いのかもしれませんが、この手の生地は油断してるとすぐカビてしまう印象があります。

手入れを怠ってカビて買い直すなんて嫌ですよねぇ。だから干したりするんですが、それがまぁ大変というか面倒というか。

でもって結露するんですよ。

TC素材は結露しにくいと聞いたことがありますが、初めて宿泊したら結構濡れてましたよ。前室がない側が。雨漏れしたのかと本気で焦りました。雨降ってなかったのに。

前部分をポールで跳ね上げて快適な前室が作れるとメリットで述べましたが、これもまた曲者。

確かに広い前室を確保できるんですが、テントの形状上、テント内に篭ろうとすればどうしても中央に陣取る必要があります。そうしないと幕に頭が当たるんですよ。無理に両端に陣取ろうものなら、首が折れます。

両端は荷物置き、自分は真ん中。

そんな感じの配置にどうしてもなるので、自由度は割と低いですね。

インナーもテントの半分ほどしかスペースがないので、荷物は必然的に虫もアクセスできる場所にしか置けません。

そして収納時なんですが、これは設営のし易さとは裏腹にけっっっっこう面倒です。

生地自体が重いのに加え、面積もありますからね。収納記事も挙げるつもりですが、YouTubeで検索していただいた方が早いし分かりやすいです。

動画内で軽々とやってのけてるので油断していましたが、実際にやると全然思う通りに畳めません。

最後のデメリットはもう体格の問題です。170cm以上ある人は頭やつま先に布が当たる違和感を覚悟してください。以上!

ソロティピー1TC が向いてる人・向かない人

バンドック『 ソロティピー1TC 』が向いている人

  • 安価で機能性(タープ不要・一定の広さ)が欲しい人
  • 初めてのテント探しで模索中の人
  • キャンプ感を求める人
  • テントのそばで焚き火したい人( ※細心の注意を払って )
  • 車がメインで収納サイズや重さがあまり気にならない人
  • 1年1つのテントで完結させたい人

バンドック『 ソロティピー1TC 』が向かない人

  • テント内部にゆとりある空間が欲しい人
  • インナー内に荷物を入れたい人
  • 頭やつま先に幕が当たって気になる人
  • 徒歩やバイクなど、収納サイズや重さが移動時の快適さに直結する人

以上です。

冒頭でも述べましたが、総評としては”買い”な逸品です。

ただ僕のように細かい所が気になる人には、後々「ここはなぁ……」が出やすいテントでしょう。

僕は虫好きですが荷物に虫がつくのは嫌いな面倒くさい男なので、インナー内部に荷物を入れるスペースが無いのは、何よりのデメリットでした。もっと事前にリサーチすれば……

僕が挙げたデメリットを許容できる方には、グランドシート込みで¥18,000前後の

高コスパ神テントになること間違いなし

って太鼓判を押させていただきます。

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