【 キャンツー 】バイク積載の最適解デイトナ・ヘンリービギンズ

キャンプのあれこれ

キャンプツーリングの悩み筆頭といえば、積載

特に僕が乗っていたNinja400など、タンデムシートが狭く尖っているタイプだと走行中に落ちてしまわないかヒヤヒヤするもの。

「タンデムシートが狭いけど荷物をたくさん載せたい」

「走行中に落ちてしまわないか心配」

「ブレーキのたび前にズレてくる」

そんな悩みを全て解決してくれる、デイトナのシートバッグをご紹介。

タナックスのバッグと悩みましたが、僕はデイトナのヘンリービギンズにして良かったと思っています。

ヘンリービギンズPRO2

ヘンリービギンズシートバッグにはPROの他に「 システム 」「 WR 」「 ベーシック 」の計4種ありますが、オススメするのは断然PROシリーズ

システムシリーズはポーチの後付けが可能で、その拡張性は羨ましいのですが、PROシリーズはキャンプツーリング時に感じる煩わしさを軽減してくれる機能が盛り沢山。

ブレーキの度ズレたバッグが背中に当たる鬱陶しさ。それを無くしてくれる前ズレ防止機能の他、横から開閉可能なバッグ構造で荷物の取り出しが容易になっているなど、ライダーの欲しいが詰まっています。

肝心のシートへの固定力は正直タナックスや他メーカーのものと大差なく、どのメーカーバッグもしっかりと固定してくれますが、僕はヘンリービギンズの前ズレ防止機能が特に秀逸と感じていて、この機能のおかげで狭いシート上でもバッグが傾く心配は限りなくゼロ。

1時間に1回は固定ベルトの確認もしますが、かなりパンパンに詰め込んでいても緩んだりしたことは、過去 8回の使用で一度もありませんでした。

サイズはS・M・L・LLの4種展開。内容量は

  • Sサイズ ー 20 〜 26 L
  • Mサイズ ー 37 〜 44 L
  • Lサイズ ー 42 〜 56 L
  • LLサイズ ー 55 〜 70 L

となっています。

もちろんバイクの車種によって積載可能な容量は変わりますが、僕が乗っていた2018年式Ninja400はタンデムシートが狭く小さかったにも関わらず、Lサイズでばっちり運用できました。

気になる価格はSサイズが14,481円で、LLサイズが29,700円とかなり開きがありますが、LサイズとLLサイズは頻繁にAmazonでセールされ、20,000円前後になっているのをよく見かけます

「待てる!」という方はセールされるのを待ち構えるのがお得に買えてオススメですね。

シートバッグPRO2の魅力は以下参照。

☑️ 前ズレ防止機能

赤いベルトにシートを挿し込んで固定。中央生地は滑りにくい素材。細いシートだと本当に安心できる。

☑️ 連結ベルト

荷物量が少ない時に活躍。荷物がズレないよう抑えたり、バッグの形崩れ防止に。

☑️ 両サイドオープン

バッグは両サイドから中にアクセス可能。バッグ上部に物を積むことはザラなので助かる機能。

☑️ 容量可変

左は未拡張で、右が拡張済み。片側で約10cmも幅が拡張されるため、キャンプしないツーリング時は急に荷物が増えても大丈夫。

☑️ サイド収納

☑️ ロック機能( カギ別売り )

別売りのロック。ヘンリービギンズのシートバッグは計3箇所にロック穴が付いている。

パッキング例

バイクを所持していた時のギアと違うので、ここはあくまで「これだけ容れられるよ」という認識でお願いします。持ち上げた感じ、先代キャンプセットと比べて重くなっているので、バイク走行での安定性は不明。

ただ個人的にはイケると踏んでいます。

画像が多くなるので、リスト形式でギアを、画像でパッキング例をご紹介します。

パッキングの原則

特にバイク積載時には重要で、パッキングの原則は『 重い物を下に 』です。

またバッグ内で荷物が動かないよう隙間なく詰めたり、重心が偏ったりしないよう均等に配分する必要があります。

そして警察に注意される理由として何気に多いナイフ類の扱い。

銃刀法で刃渡り6cm以上の刃物を正当な理由なく所有できないことは周知の事実だと思いますが、場合によっては軽犯罪法で取り締まられる可能性が。

たとえ刃渡りが6cm以下であろうと、正当な理由なく刃物を持ち歩くのは危険ですからね。キャンプ界隈では荷物を家と車で往復させるのが面倒で、キャンプ道具を積みっぱなしにして出勤していたら警察に詰められた……なんて話も聞きます。

警察の方にツッコまれても大丈夫なように、ナイフ類はすぐに取り出せない収納を心がけましょう。

僕はほとんどの荷物を出さないとナイフを取れないようにしています。

バッグに詰めるギア例

  • テント(ソロティピー1)
  • グランドシート × 2(テント用 / 設営撤収用)
  • 寝袋
  • クローズドセルマット
  • ペグ&ハンマー
  • チェア(チェアツー)
  • テーブル
  • 焚き火台(マクライト2)
  • 焚き火シート × 2
  • 火消し炭袋
  • 焚き火用グローブ
  • 防水グローブ
  • CB缶 × 3
  • バーナー × 3(シングル / トーチ / 調理用)
  • ナイフ × 2
  • クッカー
  • コーヒーセット
  • ライト × 3(メイン / サブ&虫除け / ヘッドライト)
  • エア枕
  • ウェットシート
  • ゴミケース(懸念点あり)

パッキングしていく

☑️ まず同じデイトナから出ているテーブルで地盤補強。上にナイフを置く。

Lサイズなら拡張状態で、LLサイズなら未拡張状態でテーブルがすっぽり

☑️ ペグハンマー&ペグ、焚き火グローブをナイフの上に(右詰め)

☑️ 左側スペースにガス類を置き、上にテント用のグランドシート

☑️ 次にテントとチェア、クッカーを設置。テントが大きいので詰めるのが少し大変

これでかなりパンパンに。コンパクトな軽量テントが欲しい……

☑️ 焚き火シートと炭袋を上に。勝手に開けられたときギアを見えないようにする役割も

☑️ 設営撤収用のグランドシートで中を完全防御

☑️ 焚き火台を挟んで閉める

☑️ バッグ上部の固定ベルトで寝袋とマットを固定

☑️ 付属の追加ベルトでゴミケースでバッグ前にしっかり固定。中にはバッグ用レインカバー

☑️ サイドにはライト類やコーヒー道具などコンパクトなもの

☑️ パッキング完了

ゴミケースもベルトでしっかり固定。ただしブレーキ灯への干渉など、バイクがないため未検証。この積み方は無理があるかも?

四次元ポケットかな?

パッキングしたギアを拡げてみてビックリ。

ゴミケースを除外した状態ですが、これだけの荷物がバッグ1つに収まっていたとは信じ難い。

バッグに収まらなかったモノ

これだけの容量を誇るヘンリービギンズPRO2でも、入り切らなかったギアが幾つかあります。

僕の必需品、ワンティグリスのエアマットはその筆頭。

あとは無くても困らないけどあると便利なノコギリに、本格的に料理したくなった時に必須の調理器具など。

とはいえバイク積載時は、車種にもよりますがサイドパニアケースやトップケースを装着して積載力を高めることもできます。あとは本当に必要なモノを厳選する、軽量テントに交換するなどの対策が取れそうですね。

バイクを手放した今も愛用

バイクを手放した際、ヘンリービギンズPRO2も処分しようと考えていたのですが、今でもキャンプの時は愛用しています。

やはりこれ1つで多くのギアをパッキングできるのは、すごく便利。

車使用の際は調理器具専用のバッグと化します。

以上がデイトナ・ヘンリービギンズシートバッグPRO2の紹介でした。

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車用・自宅用におすすめの収納ボックス『 トランクカーゴ 』のレビュー記事もあります。気になる方はこちらから。

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